手書きで漢和辞典を引こう


再び辞書ネタが続いておりますが、ひとまず完結編です。
やっぱり漢和辞書も導入してみたいと思い、家の引き出しを探してみたらありました!「Super日本語大辞典 NEW PC Success版」という辞書が(^^)

その名の通り、数年前に発刊されたNEW PC Successという本の付録についていたCD-ROMで、国語・古語・漢和辞典などがセットになっているものです。これをEPWING化してEBPocketで読み込めたらいいなぁとググってみたら、なんとEBPocketの作者様が、専用の変換ツール「Super日本語大辞典Toolkit」を公開して下さっていました(^^)本当に何から何までお世話になりっぱなしです。

手順としては、


●「Super日本語大辞典Toolkit」でデータをhtml&EBStudio対応ファイルに変換
                    ↓
「EBStudio」でEPWING化(ここでは統合HONMON(各辞書を統合)か個別HONMON(辞書を単独で選べる)かが選択可能)


これで、漢和辞典のEPWINGデータが出来上がりました(^^)

次に「Backingham EB Compressor」でデータを圧縮し、これらのファイル・フォルダをそのままSDカードにコピーで、無事EBPocketで漢和辞典が使えるようになりました。

で、昨日と同様の手順で、Japanist→EBPocketの連携で、読めない漢字検索をしてみました(^^ゞ


今回は「鶻」(はやぶさ)という字です。まずは手書き↓







↓手書きを認識してくれました。







↓漢字で直接検索して、結果が出ました(^^)。







漢和辞典なので、当たり前といえば当たり前ですが、わからない字を手書き経由で直接漢字で入れて、よみがなや意味を調べられました(^^ゞ何だかスッキリしました(笑)これでかなり「漢字そのままDS楽引辞典」に近づけたかな?と自己満足です。



【おまけ】

新明解国語辞典・第六版のCD-ROMがなかなか出ないので、しびれを切らして第五版のCDを入手してしまいました。こちらはもちろん純粋な国語辞典としても活用できますが、やはり訳が面白いと定評のある辞書ですから、読み物としても楽しもうと思っています(^^)

この新明解国語辞典はDTONIC形式というもので、毎度のことながら、hishidaさんの「DTONIC Toolkit」という変換ツールを使わせていただきました。このソフトと「EBStudio」を組み合わせて、EPWING検索ツールで読める辞書形式に変換しました。
で、またまたいつも通り「Backingham EB Compressor」でデータを圧縮し、EBPocketで閲覧、と....。この流れで変換・圧縮した辞書は総量10MB弱ということでメモリカードにも優しく、且つ楽しくためになる読み物となりました(^^)

新明解国語辞典・第六版は書籍版が出てかなり経つと思うのですが、なぜCD-ROM版がなかなか発行されないのでしょう....。折々にチェックはしていたものの、ちと待ちくたびれてしまいました(^^ゞ 多分第五版でも独特な解釈や驚くような訳文に出会えそうだと期待しているので、十分つなぎになるんでしょうけど....。
とりあえず辞書は、面白そうなものを今後も懲りずに導入していきたいと思います(^^) 何とか「漢字そのままDS楽引辞典」にも手を出さずに済んでいる状態です(w