PCとの連携


DataSlim2とPCでは、さまざまなデータの連携を行うことができます。
標準添付の「IntelliSync for DataSlim2」で、「Lotus Notes」、「Lotus Organaizer」、「MS Outlook」などとデータの同期が可能です。

項目は、「ToDo」、「アドレス帳」、「イベント」、「メモ帳」、「記念日」、「予定」などです。


【アドレス帳データの同期】

母艦のデスクトップPCでは、Outlook98の「連絡先」でアドレスを管理しています。
このデータをDataSlim2に同期してみたいと思います。

まずオプションのUSBカードリーダー(US10)とデスクトップをつなぎ、DataSlim2を挿入しておきます。
(USBカードリーダーを購入する前は、ノートPCに連絡先のデータ(「\windows\Application data\outlook」フォルダの中にある「outlook.pst」)を持っていき、シンクロさせました。)

「IntelliSync for DataSlim2」を起動するとこのようなメニューが出てきます。シンクロ設定のボタンを押します。(右側のボタン)





同期をするソフトを選択し、項目にチェックを入れます。

設定終了後、同期ボタンを押すと、あっという間にシンクロが終了します。
もちろん双方向でのやり取りが可能なので、PCで入力したものはDataSlim2に入れて持ち出せますし、外出先でDataSlim2に入力したものはPCに自動的にコピーされます。

DataSlim2にコピーされたアドレス帳は読み順で並びます。
まず「ア・カ・サ・タ・ナ・・・・」となっているので例えばカ行を選んだら、次に「カ・キ・ク・ケ・コ」順になります。
家庭の電話の脇においてある手書きのアドレスブックのようなイメージです。
私などは件数もそれほど多くないので検索は苦になりませんが、膨大なアドレス量の方にはもう一工夫検索機能があると良いかもしれません。仕事用・プライベート用と分けられるのか、というのはまだ試していないのですが。

ともかく私にとってはすぐ目的のアドレスが見つかりそうなので問題なしです。
項目もTEL、住所、携帯TEL、Eメールアドレスetc.と、主要部分はしっかりとシンクロできています。


【テキストファイルを取り込む】

DataSlim2の「メモ帳」は、「MS Outlook」の「メモ帳」とシンクロができますが、PC側で作ったテキストファイルを取り込むことも可能です。「DSTools」というメニューとExprolerを起動し、ドラッグ&ドロップで目的のファイルをコピーすることができます。

私は忘備録的なファイルを入れていますが、たまに文庫本データ(テキストファイル)をコピーして外で読むこともあります。
単階層なのが少々残念ですが、メモリ容量も約1MBあるということで、かなりの量が入ります。

ちなみにアドインソフトのインストールも、この「DSTools」の「アドイン」にファイルをコピーすることによって行います。


2001.2.28UP