VGA液晶って素晴らしい!


ザウルスの2台目を手に入れました。
旧製品ですが、予想以上に楽しめるマシンです(^o^)

【まんがビューワの最有力?】 (2001.9.9UP) 

(つづく)








【まんがビューワの最有力?】

MI-E21の発表に揺れる今日この頃でしたが、まったく別の流れのマシンを購入してしまいました。
アイクルーズMI-EX1のモバイルトレード版「MI-TR1」です。
これはザウルス愛好家の中では有名なマシンだと思われるので詳しい説明は省きますが、高精彩のVGA液晶が最大の特徴で、アイクルーズからいくつかの機能を取り除いた廉価版です。

2000年末から2001年初め頃にかけて、\19,800という驚くべき値段で売られていたようですが、当時はじめてのザウルス・MI-E1を買ったばかりの私は、ザウルスの何たるかもわからず、また自由に出歩ける身でもなかったので、ちょっぴり気になりながらも見送った経緯があります。

以前から私は、デジタル化されたコミックを読むための「まんがビューワ」(←ザウルスのMOREソフトのことではありません)のはたらきができるマシンを探していました。
はじめはMI-E1でチャレンジしようと思っていましたが、画面の小ささ、QVGA液晶(240×320ドット)の採用という点から、スクロールを多用しなければならなかったため、あまり実用的でないと断念しました。

とにかく軽量で薄く、画面の表示が大きくて見やすいマシンを求めて彷徨っていたのですが、掲示板「Mini Space」の方で「MI-TR1を使っていますが快適です」との書き込みをしていただき、灯台下暗しというか、VGAザウルスの存在に改めて着目するようになったのです。

夏休みに久々に秋葉原に行ったとき、いつもの巡回コースであるソフマップ11号店(中古モバイル館・新品も売ってます)でMI-TR1を発見しました。
残数は10個近くあったように思います。
そしてその上の棚にはビューワマシンのもう一つの候補として考えていた「ビクター・InterLink」のauカスタマイズ版が超お買い得価格で売られていたのです。

・・・・非常に悩みました。(←別にどちらか必ず買わなきゃいけないということは無いのですが(^^;))

パームサイズ型マシンでのまんがビューワはMI-E1の前にカシオペアE-500でも失敗しているし、MI-TR1の液晶サイズそのものは特別大きいわけではないので、本当に実用になりうるだろうか.....?
それよりもちょっとサイズは大きいけど、薄くていろいろな用途にも使えそうなInterLinkを選んだほうが良いのではないか....。
でもこれに近いサイズのマシンはカシオペアFIVA(Win98機)を持っているし、絶対寝転んで読書というわけにはいかないよなぁ...。
・・・・といった具合に何度も両方のマシンを手にとって苦悩しました。

でもMI-TR1の液晶が美しいという評判は何度も目にしてるし、実際使っている人には好評のようだ。
ちゃんと640×480で表示されるのは確実だし、ザウルスの操作も最近だいぶわかったきたから使いこなせるのではないか。
何と言ってもやっぱり、手に持って苦痛でないサイズでないと、ビューワとして使い続けることができないのではないだろうか。
・・・・そう思い、結局MI-TR1を買ってみることに決めました。

かばんの中のMI-TR1に期待を馳せながら帰宅し、充電をはじめました。
ACアダプタが既に充電キットになっていて、感心しました。
当然サイズや重量は大きくなってしまいますが、家で充電する分にはいい形だな、と思いました。

しばらく経って充電が完了し、ちょっぴりどきどきしながら電源を入れました。
時刻設定をしてホーム画面が立ち上がったとき、思わず息を呑みました。
「きれい....!!」
全くそのまんまの表現ですが(^^;)、本当に驚いてしまったのです。

こんなちっちゃい液晶で立派にVGA表示してるんだ....。
これなら実用になりそう....!買ってよかった....。(←買う前にアイクルーズの展示機で確認すべき)

そのときはまだ液晶保護シートを貼っていなかったので、あまり画面に触れないようにしながらも、いくつかアイコンにタッチして、その画面の美しさに見入っていました。
その日うっかり液晶保護シートを買わずに帰ってしまったことを後悔しつつ、かなり嬉しい気分でMI-TR1の電源を切りました。


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