Treo90を愛でる日常


【CLIE T-400でPalm再デビュー】 (2002.9.17up) 

【一通のメールでTreo90に心変わり(^^;)】 (2002.9.17up)

【お約束(?)のサイズ比較】 (2002.9.24up)






【CLIE T-400でPalm再デビュー】

2002年春の数ヶ月間、「ちっちゃいもの」への愛着がうすれかけていた私ですが、7月のボーナスで懐が暖かくなったこともあって見事に物欲が復活しました>物欲狂い咲きという話も....。
今回購入したのはCLIE T-400とTreo90で、2台続けてのPalm購入となりました(^^;)。
(T-400を買った直後にTreo90の存在とその魅力を知ってしまったためです。)

かつて私は「さらばPalm」などという、初心者のくせに生意気な雑文を書いたことがあります。
当時使いこなせなかったのは、Palm m100(8MB改)でした。
テキストファイルを扱うときのメモ帳の4KB制限の壁、DOCファイル化の手間、母艦シンクロソフトの取り回しetc.に不便さを感じ、更に魅力あるマシンを期待しつつ、一旦Palmとはお別れしたのです。
で、今回T-400&Treo90を購入したのはいくつか理由がありました。

まずはザウルスの新製品SL-A300の発表です。
正直Linux搭載というのはピンとこなかったのですが、何よりそのサイズ、薄さに心が揺らぎました。

また常に持ち歩いている「DataSlim2」は、軽くて電池の持ちもよくアドインソフトも楽しめるのですが、近頃何となく物足りないような気持ちになっていました。

ネットと文章入力のメインとしてはシグマリオン2がありますので、今度は軽くて薄くて通信ができて、所有する喜びがあるものが欲しいなぁと思いはじめました。
「DataSlim2以上ザウルスMI-E25DC未満」といったところでしょうか。
一人で出かけられるときはMI-E25DCが力を発揮しますが、普段子供連れの外出では音楽も動画も楽しむ余裕はありません。
多くは望まないから、最低限の機能(メールチェック、予定、アドレス、メモ、テキスト確認etc.)を身軽に持ち運びたいと考えたのです。
(・・・・何てもっともらしいことを言っていますが、単に新しいものが欲しくなっただけともいいます(^^;))

しかしSL-A300はまだまだ高すぎますし、コミュニケーションアダプタを装着した状況もわかりません。
非常に未知数な買い物で、今回の私の目的には合わない気がしました。

コンパクトサイズということで、はじめはザウルスMI-C1を考えてみました。
C1はコンパクトで薄くてポケットサイズというイメージを抱いていたのですが、いざ店頭で見てみると、E25DCと比べてめちゃくちゃ小さいわけでもない....。
予想よりも大きくかさばる感じがしたので、結局やめました。

そして次はザウルスigetiに目を向けてみました。
モノクロでもよかったし、安いし、軽いだろうと思ったのです。
しかし、肝心の品物がどこにも売っていません。
ヤフオクでも出品が少なく、出ていても意外と高価。
頼みの綱のサイズも170g前後と予想より重い....。
そんな理由でこちらも断念しました。

もっとシンプルで軽ーいPDAはないのかなぁ....と寂しく模索を始めました。
そしてふとPalmのことが頭をよぎったのです。(←m100を購入したきっかけとちょっと似ています(^^;))

最近のPalm機は外部メモリにも対応しているし、他のPDAに比べるとやっぱりサイズは小さいようです。
CLIEならIntellisyncがついているからOutolookとシンクロできるし、ハイレゾ画面で文字は見やすいし、確か4KB以上のテキストをDOC以外で見る手段があるって教わったような気が......。
何といってもCLIEは薄くて軽い!
あ、何かだんだん欲しくなってきた。
でもメモリースティックなんだよなぁ。どうしよう。
・・・・こんな感じでPalmというよりCLIEに興味がわいてきました。

とはいえ、ネックはメモステと通信アダプタの大きさです。
ここで一旦迷いが生じましたが、私はたまたまBluetooth対応PHS・ドコモ「633S」を使っていたので、メモステ型Bluetoothモジュールを購入するという手もありだな、と思いました。
SONYの独自路線には足を踏み入れたくなかったのに、徐々にCLIEの引力に引き摺られていく感じです。

ともかく実機を見てみないと話にならない、ということで、横浜ソフマップGIGAストアにて展示機を発見し、触ってみました。
薄くて、小さくて、画面がものすごく綺麗で、文字が見やすい!
・・・・即座に購入を決意しました。(←いつものパターン(^^ゞ)


数日後、実家に帰省した私は子供たちを預けて都内量販店を廻りました。
kakaku.comにて2万円以下で入手できた人の情報を見ていたので、意地でもその値段で買わなきゃ!と思ったのです。
炎天下の中ふらふらと新宿中を歩き回りましたが結局見つからず、池袋に行ってみたところ、ビックピーカン本店でついにT-400を発見!
メモステやメモステリーダー、Bluetoothカードも揃え、いざCLIEライフに突入!と思っておりました。
ところが.....。


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【一通のメールでTreo90に心変わり(^^;)】

めでたくCLIEを購入したわけですが、実家に帰っていたため地元の友達との再会が多く、帰宅したらバタンキュー状態が続きました。
とりあえず充電だけはしておいたので画面を表示することくらいはできましたが、本格運用は自宅に帰ってからかな....という感じです。

T-400を購入して何日も経ってから、やっと液晶保護シートを貼ったり、HotSyncすることができました。
しかし何だか疲れが出たようで、私は家族が寝静まった夜しか活動できないにもかかわらず、ついつい眠り込んでしまい新しいソフトを入れたり環境設定をする余裕がありませんでした。

ただ、「気まぐれ雑記」の方にT-400を購入したことは書いていたので、いろいろな方にコメントをいただきました。
そして、あるとき私のもとに運命を変えるメールがやってきたのです。(←大げさ(^^;)

ちっちゃいもの好き仲間として交流させていただいているCLIEユーザーのふたばさんからのメールで、CLIEのよさが書かれていたあとに、「最近気になるのはTreo90です」という一文がありました。

「ん? 何か聞いたことある名前だな」と思い、ちょっとした好奇心からネットで検索をかけてみました。
するといくつかレビュー記事のようなものがヒットしたので、何の気なしにクリックしてみると、何と......!
山田道夫さんTAKEさんtreo.pocketgamesさん神様山田さん....etc.
そうそうたる顔ぶれの方々が、Treo90の魅力を語っておられました。

読んでいるうちに、「えー!?何だかすごく面白そう!可愛い......!」
もう胸がどきどきしはじめました。
T-400のスマート・コンパクトなスタイルに惹かれて購入したばかりだというのに、ネット上のレビュー・写真だけでTreo90に激しくときめいてしまったのです。

それ以降はもうTreo90のことが気になって気になってたまりません。
そして空いた時間さえあればTreo90のことを調べるようになっていたのです。(CLIEのセットアップはどうした?(^^;))

こうなるともう私は既に観念していました。
当然買う気です(^^;)
ほんの2週間ほど前に購入したT-400のことが頭の片隅にありながらも、Treo90に取りつかれた私にはもうそれしか見えない状態でした。

早速国内のショップの在庫状況を確認したところ、いずれも「品切中」の非情な文字が....。
もう、どうしても早く触ってみたいから待っていられない!ということで、「Sparco.com」という海外通販サイトに申し込みをする決意をしたのです。
(海外通販初体験記は後日UPの予定です)


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【お約束(?)のサイズ比較】

ふと思い立って、ザウルスMI-E25DCとのサイズ比較などしてみました。


まずは外形サイズ。
一概に数値だけでは測れないと思うのですが、カタログ値では
●E-25DC・・・・重さ208g、厚さ22.8mm
●Treo90・・・・・重さ114g、厚さ16mm    とのことです。

Treo90を買ってみて、本当にE-25DCとは対極的なPDAだと実感しました。
片やマルチメディア機能満載、CF/SDダブルスロット、スタンドアローンでも使いこなせる実力派のE25DC。
一方Treo90はSDスロットのみ(一応SDIO対応になりましたけど)、英語版なので日本語化が必要(ソフトウェア費用がかかる!)、ソフトのインストールetc.は母艦が必要、サウンドも多分BEEP音くらい....と、シンプルなものです。



次にキーボード比較。
並べてみて驚いたのですが、大体同じくらいのスペースが取られています。
キータッチは、Treo90の方が好みです。
若干キーが大きいせいなのか、押し具合の相性がいいのか......。
E-25DCのように(上下)左右の方向キーがないので、キーボードユーティリティーソフトを入れて、コマンドボタンとアルファベットキーを組み合わせて方向キーとして使っています。
J-OSやPoBOXの起動もこのソフトで行っています。
今まで使ってきたPDAでは、キーカスタマイズなど殆どしたことがなかったのですが、必要に迫られて仕方なく.....(^^;)
でもやってみると楽しいし、視線や指をあまり離れたところに動かさなくていいので楽ちんです。



液晶サイズは、断然E25DCの方が大きくて見やすいです。
(比べる方が間違いかもしれませんが....)
ただ、J-OSではいろいろフォントを選べますし、自分でも工夫しようという意欲があるせいか、m100を使っていたときよりはフォントの見にくさは気になりません。
こんなちっちゃい画面で頑張ってカラー表示してるなぁ、という感じです。
これも惚れた欲目というやつでしょうか(^^;)



以上、ミニミニ比較でした。


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